2007.07.22 Sunday
ニュース・コレクション:「『セカンドライフ』ブーム、もう終わり!? 」(ゲンダイネット)
●かって「たまごっち」が流行し、海外で不気味がられた日本は、また同時に、昔、「鉄腕アトム」が大人気になったお陰で、「ロボット」というものに、海外諸国のような暗いイメージを全く持たない、むしろ親しみを感じる、ユニークな国でもあります。そういう意味では日本は「ヴァーチャル」文化の受容能力という点では無限の可能性を持つ国かもしれません。
●その日本に、大規模なヴァーチャルお遊びサイト「セカンドライフ」が上陸しました。ヴァーチャル通貨がリアル通貨とリンクする、という巧妙な仕掛けを「売り」に。その派手なコンセプトは日本でも注目されました。大手日本企業がさっそく何社も「出店」したそうです。おそらく、実利面に加え、文化的にも抵抗が少なかったからだと思われます。
●ところが、実際には「セカンドライフ」は、参加するには、なかなか敷居の高い「お遊び」のようで、本家の米国では、すでに人気が離散し始めているらしいです。不人気の理由ですが、記事に曰く、
(1)「自宅で使うPCでは、CPU(中央演算処理装置)の性能やハードディスクの容量などが不足していて、自分の分身の画像を動かすのに時間がかかる」。
(2)「自分の分身を通してチャットが楽しめるというのが本筋」で、「それ以上のことをするには投資が必要で、時間もかかる。はっきり言って、専門家でないと無理」。
(3)「自分の分身を通してチャット」を「楽し」むにしても、「仮想社会では、英語やイタリア語など世界中の言語が飛び交うので、語学力がないと厳しい」。
ギョッ!これは大変です!
●私自身は、個人的にはアバターというものが余り好きではありませんが、アバターから、その人の好みのようなものが、微かに読み取れるような気がするので、全くの匿名の筆談よりはいくらかマシかなとは思います。
●顔(=正体)を隠す、という行為にはお国柄があります。例えば、
(1)日本に来た外人(どこの国の人?)は、花粉症の季節、日本中に「マスク・マン」が溢れているのを見てギョッとする。彼らにとっては、むやみに顔を隠すのは怪しい奴だけ?
(2)一方、欧米には、仮面舞踏会やハロウィンという、顔を隠し仮装するお祭り(?)がある。
(3)イスラム圏では、教義に従い、女性は顔をベールで覆い、男性は髭で顔を覆う。
など。
●「セカンドライフ」は、記事が言うとおり、自分の分身であるアバターを通してチャットを楽しむのが基本だとすれば、「分身」という存在を、歓迎する文化がある国々でしか受け入れられないでしょう。アバターを「不気味」と感じるようでは、どうしようもありません。
●ところで、この「セカンドライフ」、「日本国内限定版」を作ればどうでしょうか。ソフトの軽量化(難しい?)、日本語主体、操作性のバカチョン化、などの改善ができれば、日本でなら、案外、人気化するかも。
●もっとも、リファイン(=バカチョン化)が天才的に上手な米国人の手を経ても「専門家でないと難しい」し、別途「投資が必要」とあっては、やっぱり無理かな。
●「セカンドライフ」の基本コンセプトには、私は何となく「新しさ」を感じます。「可能性」みたいなものを感じます。それが何であるかは、今は皆目分からないんですけれど。
●かって先輩達が「たまごっち」を楽しみ流行らせた、女子高校生の皆さん、「セカンドライフ」に魅力を感じますか?(以上)
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「セカンドライフ」ブーム、もう終わり!? (ゲンダイネット)
TVや雑誌でガンガン話題なのが、米国発のインターネット3D仮想世界「セカンドライフ」。IBMや日産、アディダスといった有名企業も続々と“出店”し、日本語版の試験提供もスタート。まさにこれからといった感じだが、米国ではすでに飽きられ、“ブームは終わった”なんて声もある。TIME誌ではワースト5サイトに挙げていた。
「セカンドライフは、インターネットのできる環境で、専用のソフトウエア(無料)さえダウンロードすればできるという手軽さが魅力でした。ところが、自宅で使うPCでは、CPU(中央演算処理装置)の性能やハードディスクの容量などが不足していて、自分の分身の画像を動かすのに時間がかかる。そのためイライラして、顧客が思ったより伸びなかったのです」(IT情報通)
仮想社会で儲けて、米ドルに換金するハウツー本なども出ているが、こちらも簡単ではない。
「あくまでもセカンドライフは、コミュニティーツールのひとつ。自分の分身を通してチャットが楽しめるというのが本筋です。それ以上のことをするには投資が必要で、時間もかかる。はっきり言って、専門家でないと無理です。しかも仮想社会では、英語やイタリア語など世界中の言語が飛び交うので、語学力がないと厳しい」(IT業界に詳しいジャーナリスト・滝田誠一郎氏)
日本でも飽きられるのは時間の問題かもしれない。
【2007年7月19日掲載記事】
●その日本に、大規模なヴァーチャルお遊びサイト「セカンドライフ」が上陸しました。ヴァーチャル通貨がリアル通貨とリンクする、という巧妙な仕掛けを「売り」に。その派手なコンセプトは日本でも注目されました。大手日本企業がさっそく何社も「出店」したそうです。おそらく、実利面に加え、文化的にも抵抗が少なかったからだと思われます。
●ところが、実際には「セカンドライフ」は、参加するには、なかなか敷居の高い「お遊び」のようで、本家の米国では、すでに人気が離散し始めているらしいです。不人気の理由ですが、記事に曰く、
(1)「自宅で使うPCでは、CPU(中央演算処理装置)の性能やハードディスクの容量などが不足していて、自分の分身の画像を動かすのに時間がかかる」。
(2)「自分の分身を通してチャットが楽しめるというのが本筋」で、「それ以上のことをするには投資が必要で、時間もかかる。はっきり言って、専門家でないと無理」。
(3)「自分の分身を通してチャット」を「楽し」むにしても、「仮想社会では、英語やイタリア語など世界中の言語が飛び交うので、語学力がないと厳しい」。
ギョッ!これは大変です!
●私自身は、個人的にはアバターというものが余り好きではありませんが、アバターから、その人の好みのようなものが、微かに読み取れるような気がするので、全くの匿名の筆談よりはいくらかマシかなとは思います。
●顔(=正体)を隠す、という行為にはお国柄があります。例えば、
(1)日本に来た外人(どこの国の人?)は、花粉症の季節、日本中に「マスク・マン」が溢れているのを見てギョッとする。彼らにとっては、むやみに顔を隠すのは怪しい奴だけ?
(2)一方、欧米には、仮面舞踏会やハロウィンという、顔を隠し仮装するお祭り(?)がある。
(3)イスラム圏では、教義に従い、女性は顔をベールで覆い、男性は髭で顔を覆う。
など。
●「セカンドライフ」は、記事が言うとおり、自分の分身であるアバターを通してチャットを楽しむのが基本だとすれば、「分身」という存在を、歓迎する文化がある国々でしか受け入れられないでしょう。アバターを「不気味」と感じるようでは、どうしようもありません。
●ところで、この「セカンドライフ」、「日本国内限定版」を作ればどうでしょうか。ソフトの軽量化(難しい?)、日本語主体、操作性のバカチョン化、などの改善ができれば、日本でなら、案外、人気化するかも。
●もっとも、リファイン(=バカチョン化)が天才的に上手な米国人の手を経ても「専門家でないと難しい」し、別途「投資が必要」とあっては、やっぱり無理かな。
●「セカンドライフ」の基本コンセプトには、私は何となく「新しさ」を感じます。「可能性」みたいなものを感じます。それが何であるかは、今は皆目分からないんですけれど。
●かって先輩達が「たまごっち」を楽しみ流行らせた、女子高校生の皆さん、「セカンドライフ」に魅力を感じますか?(以上)
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「セカンドライフ」ブーム、もう終わり!? (ゲンダイネット)
TVや雑誌でガンガン話題なのが、米国発のインターネット3D仮想世界「セカンドライフ」。IBMや日産、アディダスといった有名企業も続々と“出店”し、日本語版の試験提供もスタート。まさにこれからといった感じだが、米国ではすでに飽きられ、“ブームは終わった”なんて声もある。TIME誌ではワースト5サイトに挙げていた。
「セカンドライフは、インターネットのできる環境で、専用のソフトウエア(無料)さえダウンロードすればできるという手軽さが魅力でした。ところが、自宅で使うPCでは、CPU(中央演算処理装置)の性能やハードディスクの容量などが不足していて、自分の分身の画像を動かすのに時間がかかる。そのためイライラして、顧客が思ったより伸びなかったのです」(IT情報通)
仮想社会で儲けて、米ドルに換金するハウツー本なども出ているが、こちらも簡単ではない。
「あくまでもセカンドライフは、コミュニティーツールのひとつ。自分の分身を通してチャットが楽しめるというのが本筋です。それ以上のことをするには投資が必要で、時間もかかる。はっきり言って、専門家でないと無理です。しかも仮想社会では、英語やイタリア語など世界中の言語が飛び交うので、語学力がないと厳しい」(IT業界に詳しいジャーナリスト・滝田誠一郎氏)
日本でも飽きられるのは時間の問題かもしれない。
【2007年7月19日掲載記事】